学長室だより
春のご報告
新発田・聖籠の地にも、ようやく春が巡ってきました。桜が咲くのも待ち遠しくなりました。間もなく『敬和カレッジレポート』第87号(pdf形式、2.53MB)ができあがります。電子版をお届けします。
24日に、たくましく成長した136人の卒業生が、社会に巣立っていきました。第23回卒業式・卒業記念パーティーをご覧ください(表紙、4-6頁)。併せて4000人を越える卒業生の約8割が下越地方を中心にした新潟県内で活躍しています。今後の活躍を期待します(7頁、裏表紙)。
敬和学園大学では、キリスト教主義、国際主義、地域主義という三つの教育方針を掲げて「一人ひとりの個性を大切にし、地球規模で考えて、地域社会で仕える人」を育成しています。今回は、「国際主義」に焦点をあてて特集を組みました。
第一に、日本語教育です。本学には、中国、韓国、ベトナム、タイ、イタリアから外国人留学生が43人います。また、アメリカから日本語・日本文化を学ぶ短期留学生が7人来ました。この春からは中国から国外特別聴講学生が8人来ます。留学生に対する日本語教育の他、日本人学生には日本語教育プログラムを提供し、ベトナムでのインターンシップも経験しました。さらに、新発田近隣の方々で日本語を母語としない小中学生へ日本語支援もしています(1-3、8頁)。
第二に、英語教育です。すべて英語で行われる「文化交流論」(11頁)や、アジアの学生たちが互いの文化を英語で紹介して社会問題を協議する「アジア・ユース・フォーラム」(今回は台湾で開催)が紹介されています(10頁)。外国語に強い学生たちが育っています。
本学のユニークな教育へのご理解とご支援を感謝いたします。また、法人高校創立50周年・大学創立25周年記念募金その他へのご協力を感謝申し上げます。なお一層のご協力をよろしくお願い申し上げます(10、11頁)。(山田 耕太)