学長室だより

後期も対面授業が再開されました

朝も夕もコオロギやスズムシがしきりに鳴いています。中庭ではコスモスの花が風にそよいでいます。大学の授業は2週間の全面遠隔期間を終えて、今週から7月末以来のほぼ全面対面授業に戻りました。学生たちがキャンパスに戻ってきて、いつもどおりの活気とにぎわいになりました。

秋の風に揺れるコスモスが中庭できれいに咲いています

 

やはり大学はただ単に授業を通して学ぶだけの場所ではありません。学生同士のコミュニケーションや学生と教職員のコミュニケーションが自然にあって、その中でいろいろなことを通して学び、学生も教職員も共に成長していく場所であることを改めて教えられます。

先週の26日日曜と27日月曜は、大学基準協会の認証評価の実地調査が、コロナ禍のため初めてオンラインで行われました。7年に一度、大学基準に到達しているか否かという審査を受け、来年4月に審査に合格したかどうかが公表されます。本学が大学基準協会の審査を受けるのは、今回で4回目になります。

4月に大学基準協会に102ページの報告書と230点の資料を提出し、それを読んだ審査委員会から数多くの質問項目が8月末に届きました。再び2週間余りで46頁の回答書と93点の追加資料を提出して、実地調査に臨みました。大学は総力を挙げて実地調査に対応して、有意義な時を共有することができました。とりわけ報告書と回答書を鋭意取りまとめて資料を作成した自己点検評価委員会と事務局の皆さん、オンライン審査の面接に出席した代表学生と教職員の皆さんの多大なご尽力に感謝を申し上げます。(山田 耕太)