キャンパス日誌

共生社会学科全体報告会「相談援助実習」の報告

大寒波の中、「2022年度共生社会学科全体報告会」を開催しました。毎年この報告会は、学生たちが協力して企画運営を行っています。
報告会は3部構成となっており、2年次に行われる児童館実習(8月、9月)、3年次に行われる相談援助実習(6月、11月)、フィールド・トレーニング(11月)の3つの実習で学んだ成果を発表する機会として開催されました。

3回にわたり、学生・教員からのレポートをお届けいたします。
第2回目は相談援助実習報告、発表を行った共生社会学科3年の佐竹風香さんからのレポートをお届けします。

私たち共生社会学科ソーシャルワーク・コースの学生9名は、高齢者、障害者、児童、地域の異なる福祉分野の現場で、約24日間にわたる相談援助実習を行ってきました。
相談援助実習報告会では、私たちにしかできない報告会を目指して、「専門職倫理」「対象者理解」「多職種連携」の3つをキーワードに、各実習先での学びをまとめ発表しました。

4つの異なる福祉分野での実習について報告しました

4つの異なる福祉分野での実習について報告しました

実習中は、対人援助の難しさを痛感したり、現場でのソーシャルワークを目の当たりにして感動したり、対象者理解に葛藤したりすることがありました。
報告会での報告内容はほんの一部分に過ぎませんが、実習を通じて私たちが学んだことは数多くあります。すべてが今後の学びや生活につながっていくものであり、私たちが将来福祉の現場に出るために欠かせない経験となりました。

相談援助実習について発表した学生たち

相談援助実習について発表した学生たち

1・2年生の後輩たちにとっても、この発表がソーシャルワークに関する学びを深めることができるような機会となれば幸いです。

最後に、これから実習を行う1・2年生の皆さんへ
実習は、一言で表すとこの上なく有意義で実りのある時間です。興味のある方へ進むことで新たな学びを得ることができます。分からないことや疑問点は自ら調べ考察してみてください。答えはすぐに出ないかもしれませんが、そのプロセスがきっと自分自身の成長につながると思います。心の底から応援しています。(共生社会学科3年 佐竹風香)

#敬和学園大学
#共生社会学科
#ソーシャルワーク・コース
#ソーシャルビジネス・コース