キャンパス日誌

【学生レポート】日米交流「KAKEHASHIプロジェクト」2日目~アメリカの歴史と黒人差別について考える

敬和学園大学の学生たちが、アメリカ・ワシントンD.C.にあるハワード大学の学生と共に異文化理解・交流プログラム「KAKEHASHIプロジェクト」に参加しました。
「KAKEHASHIプロジェクト」は外務省が行うプロジェクトの一つであり、日本に対する関心を持ってもらい、日本を訪れる外国人の増加を図ると共に、日本の強みや魅力を世界に理解してもらうことを目的としたものです。コロナ禍のため、昨年から両校をオンラインでつないで異文化理解・交流を進めてきましたが、ようやく条件が整い、相互訪問による交流が実現しました。
本学の学生たちがハワード大学のあるワシントンD.C.で経験した異文化交流(2日目)について、本間未夢さん(英語文化コミュニケーション学科4年)からのレポートをお届けします。

【KAKEHASHIプロジェクト ワシントンD.C.訪問(2日目)】

ワシントンD.C.での2日目、午前に全米日系米国人記念碑、午後に国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館を訪問し、黒人の歴史について考えさせられた1日となりました。

午前のプログラムでは、日系アメリカ人のジョン・トベ氏からご自身の経験を踏まえながらアメリカの歴史と黒人差別についてお話をお伺いしました。数年前に黒人差別に関するデモがあったように、改めてBLM(黒人の命は大切である)という言葉の意味を痛感することができました。

ジョン・トベ氏からアメリカの歴史と黒人差別についてお話を伺いました

ジョン・トベ氏からアメリカの歴史と黒人差別についてお話を伺いました

 

午後のプログラムで訪問した国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館は黒人の歴史を学べる博物館で、ローラシアン協会の方からのミッションのもと、各ワークショップのグループに分かれて館内を散策しました。中でもHBCUs(歴史的な黒人大学)の展示は特に印象的でした。私たちが交流させていただいたハワード大学もこのHBCUsの1つに数えられる大学であり、南北戦争後のアメリカの教育に大きく関わってきたことがわかりました。

HBCUsの1つとしてアメリカの教育に関わってきたハワード大学

HBCUsの1つとしてアメリカの教育に関わってきたハワード大学

(英語文化コミュニケーション学科4年 本間未夢)

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