学長室だより

モス宣教師夫妻が来学されました

次々と台風が日本にやって来ていますが、その間は残暑が厳しい日々が続いています。大学周辺のコシヒカリの美田は黄金色となり、「光り輝く光景」(glorious scenery)となっています。

2016.9.9学長ブログ

光り輝く光景

 

先週の火曜日(8月30日)は、朝から午後まで、職員研修会(SD)を開催しました。学生数1万人以上の大規模大学も、1万人から4千人の中規模大学も 4千人未満の小規模大学も、学生の受け入れから、学生の教育支援・学生活生支援・就職支援を経て社会に送り出す過程はすべて同じです。

本学のように学生数が千人以下の極めて小規模な大学では、学生に対するケアは、規模の大きな大学よりも手厚く行われています。しかし、教職員がさらに連携を深めて、毎年のように行っているルーティン・ワークに加えて、効率を上げて新しい状況に適切に対応して、さらに大学改革を進めていかなければなりません。

先週の金曜日(9月2日)には、敬和学園高校の第二代校長のジョン・モス宣教師ご夫妻が本学に来学されました。モス先生は、1956年に新潟に来られて、その当時の東中通教会の牧師の大宮傅牧師や新潟教会の高橋勝牧師に働きかけて、49年前に敬和学園高校の発足に至る委員会が立ち上がっていったのです。

2016.9.9学長ブログ

ジョン・モス宣教師ご夫妻と一緒に

 

モス宣教師は、日本での最後の4年間は本学の開学と共に英語の非常勤講師も務められました。22年前に定年退職してアメリカの東海岸に帰国され、数年に一度の割で夏に新潟に来られ、本学には4年前に来学されました。離れていても本学園のためにお祈りくださり、心はいつも近くにあります。来年の9月の法人・高校創立50周年記念の式典で、またお目にかかることを楽しみしています。(山田 耕太)

キリスト教学校教育 2014年5月号「キリスト教教育者物語 敬和学園ジョン・モス宣教師」