木を育てるように(2代目学長 新井明)

2005年1月14日号[2005-01-14]

中越水害、中越大震災と、自然は大きな災害を残して、2004年は去った。と思った時に、2004年の閉じぎわに、スマトラ巨大地震がおとずれて、15万人を越す犠牲者が出ている。
史上初の大災害、という文字が飛ぶ。しかし、そうだろうか。人間はいいま置かれている生活環境になれすぎてしまって、過去に起こった悲劇の数々を忘れてしまっているのではないか。ノアの洪水というものがあった。(そんなものは神話にすぎない、と言う方がたは、いまは相手にしない。) あそこで試されたのは人間の驕慢であった。いま中越地方で、またインド洋沿岸地帯で起こった大災害を前にして人間が問われているのは、人間自身の驕慢なのではないか。
いま人類は民族間の利権争いによる「戦争ごっこ」などにうつつを抜かしているときではなかろう。いま求められているのは「戦争ごっこ」ではなく、創造主の前に低く頭を垂れる姿ではないのか。(新井 明)

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