学長室だより
アッシジのフランシスの「平和の祈り」
8月は平和を祈る月です。アッシジのフランシスの「平和の祈り」を献げます。(山田 耕太)
主よ、私を平和の器(うつわ)とならせてください。
憎しみがあるところに愛を、争いのあるところに赦しを
分裂があるところに一致を、疑いのあるところに信仰を
誤りがあるところに真理を、絶望のあるところには希望を
闇のあるところに光りを、悲しみのあるところに喜びを
もたらす種をまかせてください。
ああ主よ、慰められるよりも、慰めるものに、
理解されるよりも、理解するものに、
愛されるよりも愛するものにしてください。
それは、私たちが自ら与えることにより受け、
赦すことによって赦され、
自分のからだをささげて死ぬことによって
永遠(とこしえ)の生命(いのち)を得ることができるからです。
(『基礎演習ハンドブック』巻頭頁より)