学長室だより

2004年2月13日号

1月中旬に姉妹校であるノース・ウエスターン・カレッジからの連絡が入った。国際交流係のグレース・ローラー女史からのメールであるが、その部門の長であるトッド・マックドナルド氏と卒業生の土肥頼子さんを伴って、2月6日(金)に敬和学園大学を訪問したい、とのことであった。歓迎いたします、との返事を電送してから、事務局長の宇田川潔さんを中心にして、スケジュールを作った。
2月5日夜に新潟空港に着いた3人を、長澤総務課長が出迎えて、新潟市内のホテルに。一行は6日朝9時半には敬和学園大学に着く。さっそく、3人を事務室に案内して、ご紹介。一同、拍手。つづいて学長室へ。韓国で5日を過ごし、提携校数校を訪ね、九州の姉妹校へ寄り、それから新潟へ来られたという。まず、ノース・ウエスターンの説明をきく。10時から1時間は、こちらの学生数名との懇談。11時から30分間は国際交流委員の松崎洋子教授、それから学科長北嶋藤郷教授と延原時行教授の二人にも加わっていただいての、懇談。12時からは新発田ベルナールで会食。そこには聖籠町長の渡辺広吉様、オレンジ会会長の渡辺幸二郎様までご出席くださった。20名をこえる方がた。新井からは簡単な歓迎挨拶。マックドナルド氏にもご挨拶。あちらのカレッジがあるオレンジ・シティと新発田市との友好関係を促進してきたオレンジ会員は、多くがノース・ウエスターン・カレッジを訪ねているので、話がはずんでいた。1時半に新発田市長の片山吉忠様を表敬訪問。最後は敬和学園高校を。高校の玄関前でお別れしたのは、夕刻4時であった。
非常につまったこの日程のなかで、高校訪問の直前に、清水園に立ち寄った。雪の古庭園の景色に、3人の客人たちは心から憩うている様子であった。こんど来たときには、ゆっくりと観よう、とさえ言っていた。(新井 明)