学長室だより

入学式が挙行されました

連翹と水仙の黄色い花の咲く大学の庭に、桜の樹々に見事に花が開き満開になりました。
4月5日に新発田市民文化会館で入学式が行われました。入学式の日に校庭の桜が咲いているのは、記憶に間違いがなければ、大学始まって26年目の今年が初めてです。朝から真っ青に澄み渡った青空の日で、天も地も新入生たちを祝福しているかのような絶好の入学式日和でした。

2016.4.8学長ブログ

校庭にきれいに咲いた今年の桜

 

最近の大学の入学式や卒業式は、親子ばかりでなく、祖父や祖母を含めて家族で出席し、ファミリーイベントになっていく傾向が見られます。ほほえましい限りです。大学紛争直後に入学し、まだ紛争の余韻が残る荒れたキャンパスにいた経験からすると隔世の感がします。
新入生たちには、大学時代に「知性を磨き」「友情を培い」、「愛を通して隣人に仕えること」を訴えました。来賓の新発田市長さんのすばらしい挨拶に続いた、新入生代表の挨拶も、在学生代表の挨拶も、敬和学園大学らしい立派な挨拶でした。
新発田商工会議所青年部の方々が25年前に校庭に桜の木を植えてくださったときは、シャープペンシルのように細い苗木でしたが、10年ほど前からお花見をするようになりました。

2016.4.8学長ブログ

25年前に新発田商工会議所青年部の方が植えてくださった桜

 

校門の脇の桜の樹々は樹齢何十年の樹であるかのようにどっしりとした太い幹になりました。時の経過を感じると共に、新入生たちの25年後の活躍を見るような思いです。(山田 耕太)