学長室だより
オープンキャンパスが開催されました
校庭の木々の緑が光を浴びて輝いています。ニュートンのりんごの木の実が大きくなってきました。プルーンの木も多くの実をつけ、姫りんごの木も僅かですが実をつけました。
今週の日曜日(19日)には、オープンキャンパスが開催されました。昨年以上に多くの高校生と保護者の方々が、遠方からも近隣からも参加してくださいました。模擬授業とアクティブラーニングなどによる大学紹介プログラムは、どれも盛況のうちに終えることができました。
私も人手が足りず、急きょ、模擬面接を担当しました。一人ひとりの学生の内に、本人も気づいていない秘めた光の片鱗を見出すのは、喜びです。大学での学びや友人たちとの交流をとおして切磋琢磨し、自分の内にある原石のような宝を磨いて、光を放つ存在になって欲しいと願いました。
その前日(18日)は、カトリック新発田教会の献堂50周年記念講演会に出席しました。帝国ホテルを建設した建築家ライトの下で修業したアントニン・レーモンドが建てた教会です。レーモンド設計事務所三浦敏伸社長の講演「A.レーモンドが日本に遺したもの」は圧巻でした。
ICU礼拝堂・図書館、東京女子大学キャンパス、上智大学本館、南山大学キャンパス、教文館ビルは、私にとって馴染み深い所です。高崎の哲学堂や聖パウロ軽井沢教会を訪ね、今年3月には教文館でのレーモンド展も見ました。東にレーモンド、西にヴォーリズありです。(山田 耕太)