学長室だより
クールビズ
街中では紫色のあやめの凛とした花が咲いています。日本四大あやめ園の一つ、新発田市の五十公野公園のあやめ園では、300種類60万株のあやめがこれから本格的に咲き出して、6月中旬から下旬に見ごろを迎えます。
朝にヒバリが空高く鳴いていたか思えば、午後には気温が上がり、谷間に雪渓が残る遠くの山々の山頂の上には、大きな入道雲が立ち上がっています。
ここ数日は、日中の最高気温が30度近くまで上がり、梅雨が来る前に、もう夏が来たのかと思うような暑い日々が続いています。教室ではクーラーが入り、上着を脱いだりワイシャツを腕まくりしたりして、授業をしています。
ノーネクタイや軽装などのクールビズという習慣は、14年前の2005年から始まりました。既に社会の中で定着しています。通常は衣替えの6月1日から9月30日までがクールビズの期間です。ところが最近の異常気象も関係して、6月1日からではなく、5月1日から、あるいはゴールデンウィーク明けからクールビズ期間に入る公官庁や企業が多くなってきました。本学も暑さに耐えかねて、今週からクールビズ期間に入ることにしました。(山田 耕太)