学長室だより
後期が始まります
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、朝夕は肌寒くなってまいりました。大学のリンゴの木もプルーンの木もクリの木も、たくさん実をつけています。今年の夏も40度近い日々が続きました。今年はコメの成長にはあまり影響がなく、品質のよいコメが多く収穫できたようです。
前期の授業は、5月中は全面的に遠隔授業を初めて行いました。6月中は遠隔と対面を週ごとに交互に繰り返して分散登校をし、7月8月は原則として全面的に対面授業に戻し、一部は遠隔授業を取り入れたハイブリッド型で授業を展開してきました。例年よりかなり短い9月の3週間の夏休みを経て、10月からは後期が始まります。
その前に来週30日水曜には前期卒業式、10月1日木曜には秋季入学式をします。本学ではかなり以前から前期卒業式と秋季入学式をしています。数か月前には秋から学年暦を始める議論がありましたが、その後下火となりました。相対的に見て数が少ない留学をスムーズに行うには、すべての大学で前期卒業式と秋季入学式を導入すれば済むことではないでしょうか。
後期にはインフルエンザも流行し、新型コロナウイルスの第三波も来ることが予想されています。新潟県は現在感染状況が比較的に安定していますので、後期も前期に続いて原則として体面授業を行い、一部遠隔授業も継続するハイブリッド型で展開していきます。新潟県でも感染が蔓延してきたら全面遠隔に切り替えていきますが、それは県と国の判断に準じていく予定です。(山田 耕太)