キャンパス日誌

「地域学」で花安 新発田斎場さまを見学しました

敬和学園大学には「地域学」という授業があり、地元の自治体や会社のトップの方からお話を伺える機会が用意されています。

今回の授業では、地元新発田市でご葬儀を扱って400年以上の歴史を持つ、花安 新発田斎場さまを見学させていただきました。
花安 新発田斎場さまでは、近年人気を集めているご家族やごく親しい友人を中心に行う小規模な葬儀(家族葬)から、大規模な社葬まであらゆるご葬儀の形式に対応されています。
今回の会社見学では、敬和学園大学を2018年3月に卒業し、現在、花安 新発田斎場さまで葬祭プランナーを務める、五十嵐光さんにお世話になりました。

まず、本館にて五十嵐さんから大学生活の思い出、花安 新発田斎場さまでのお仕事についてご紹介していただきました。
大学入学直後に目的を失ってしまった後、徐々にさまざまな活動に取り組み、卒業するころには「やりたいことはすべてやりきった」という大学生活の思い出、現在の職場のよいところ悪いところなど、職場への感謝を含めながら、同じ大学で学んだ先輩としてざっくばらんな会社紹介をしていただきました。

卒業生の五十嵐さんから、大学生活から現在のお仕事の内容までご説明いただきました

卒業生の五十嵐さんから、大学生活から現在のお仕事の内容までご説明いただきました

 

その後、引き続き五十嵐さんの案内で、500人以上を収容できる「本館大ホール」、そして新発田市より指定管理業務を請け負っている「寺町たまり駅」、今年7月に完成したばかりの家族葬ホール「ファミリーホール四季しんえい」の3か所を見学させてもらいました。

 

本館大ホールは、主に社葬や交友関係の広い方など500人規模でのご葬儀ができる会場です。これだけの規模のご葬儀ができる会場は新潟県内でもなかなかないそうです。会場に設置されているさまざまな葬儀関連の設備を実際に見ながら、葬儀の流れや宗教による違い、それぞれの儀式の意義などを具体的に説明していただきました。

500人規模のご葬儀に対応した大ホールに向かう学生たち

500人規模のご葬儀に対応した大ホールに向かう学生たち

 

続いて、バスで寺町たまり駅に移動しました。寺町たまり駅は新発田市の施設ですが、花安 新発田斎場さまが管理の委託を受けて運営しています。
新発田ブランドの商品がお菓子をはじめとした食品類から小物、日本酒まで幅広く販売されており、新発田市のお土産はここで揃えられそうなほどの充実感がありました。また、軽食をいただきながらくつろげるスペースもあり、新たな憩いの場として工夫が随所に散りばめられていました。

子ども台輪の展示も行っている「寺町たまり駅」

子ども台輪の展示も行っている「寺町たまり駅」

日本酒をはじめ、新発田ブランドの商品を取り揃えています

日本酒をはじめ、新発田ブランドの商品を取り揃えています

最後は、大学近くにできたばかりの家族葬に対応した「ファミリーホール四季しんえい」を見学しました。高齢化や生活スタイルの多様化によりお付き合いの範囲も変わってきている近年において、身近な方だけで故人を送り出す家族葬の人気が高まってきているそうです。
また、入口すぐの場所には家族葬相談カフェが用意され、生前から葬儀プランなどを相談できるようになっていました。

ファミリーホールは、身近な方々でくつろげるようにご家庭のリビングのような広い空間が用意され、そこにつながった一角で式を行えるようになっていました。式の合間も皆さんがゆったりとくつろげる新しい形のホールで、学生たちの関心も高く、多くの質問が出ました。

生前にご葬儀のプランを相談できる家族葬相談カフェ

生前にご葬儀のプランを相談できる家族葬相談カフェ

 

花安 新発田斎場さまでは、ご遺族の方々が安心して故人を送り出せるように、最初にご連絡を受けたスタッフが最後まで責任を持って対応するスタイルをとっているそうです。会社見学を通じて、スタッフの皆さま一人ひとりがご遺族の意向を第一優先に考えて行動する、ホスピタリティー精神の高さを感じることができました。

花安 新発田斎場さま、ありがとうございました!