キャンパス日誌
【卒業生リレーエッセイ50】~姉弟で家業を継ぐ宮村良さん・宮村小百合さん~
姉弟で協力し、家業の麩の製造・販売をしています
私は大学卒業後すぐに入社し5年が経ちました。職人の仕事である麩の製造は日々覚えることだらけですが、4代目となる父から学び、努力を続けています。
製造のほかに、イベントで販売することもあるのですが、その時に役立っているのが、大学での「国際インストラクター」の経験です。この活動は、小・ 中 ・高生にゲームなどを織り交ぜて異文化を分かりやすく伝えるものです。麩の販売において、弊社の麩のよさをどのようにしたらお客さまに伝えられるかを考える際にすごく役立っています。私は高校生まで初対面の人と話すことが苦手でしたが、大学生活を通じて人見知りを克服できました。社会人になり、さまざまな会社の方やお客さまと関わる中で、大学で培ったコミュニケーション力と広い視野が役立っていることを実感しています。(2016年度卒業 宮村良さん)
私は大学卒業から1年後に入社しました。現在は主に関東圏の営業とECサイトの運営をしています。インスタグラムやツイッター、フェイスブックなどのSNSも活用し、弊社の主力商品であり、新潟県の名産品である車麩や新発田市の名前がついた新発田麩を、新潟県のみならず全国あるいは世界に広めようと日々奮闘を続けています。
現在、新発田麩は少しずつ全国で販売できるようになり、新発田の名も少しずつ広まっていると感じています。また、1年前に本格的に始めたECサイト運営ですが、今では全国各地から弊社の麩を購入してくださる方が増えています。これからも弊社の麩を通して新潟県や新発田市の魅力を伝えていけたらと思っています。(2014年度卒業 宮村小百合さん)