キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ51】~聖籠町職員として活躍する加藤篤輝さん~

念願の聖籠町職員になりました

敬和学園大学には「家から一番近いから」という何とも軽々しい理由で進学しました。地元の聖籠町役場に就職したくてその受験資格が大卒以上でした。聖籠町を受験するためだけの進学であり、当時は「とにかく近い」大学だからということしか考えていませんでした。
学生生活ではサークル活動が印象に残っています。野球やバレーボール、ボランティアといろいろなサークルを掛け持ちしていました。中でもボランティアサークルで聖籠町が主催するさまざまな活動に参加できたことは今につながっています。町の職員の方と一緒に活動する中で、行政の仕事がどんなものなのか、聖籠町がどのような取り組みに力を入れているかなど、資料だけではイメージしづらい行政の仕事を具体的に知ることができました。しかも、思いもしなかったことなのですが、当時お世話になった職員の方が今の部署の先輩になりました。
大学4年生になり、目標にしていた採用試験が近づいてきました。大学生活の中でこの時期が一番つらかったのですが、私の目標を知っている先生や職員の方々からの応援や励ましがあり、とても心強かったです。しかし、聖籠町を含めていくつか公務員試験を受けたのですがよい結果が出ず、目標を達成することはできませんでした。結局、内定をもらっていた町の関連団体に就職しました。
あきらめきれずに卒業後も公務員試験を受け、去年の採用試験で合格し、今春から聖籠町の職員として働いています。何度も挫折してきましたが、あきらめずに挑戦することで目標を達成できることもあります。夢や目標を持ち、1回や2回の挫折にくじけず、ポジティブな思考とあきらめずに続けていく意思が成功の鍵になると思います。学生の皆さんの活躍を楽しみにしています。(2017年度卒業 加藤篤輝さん)

よい先輩にめぐまれ、仕事にも慣れてきました

よい先輩にめぐまれ、仕事にも慣れてきました