キャンパス日誌
【授業紹介】「映像はプロからみんなのものへ」4日間で挑む本格映像制作!集中講義「映像制作」2026夏
敬和学園大学では、学生たちが地域の魅力を発掘・発信する「映像制作」の集中講義を開講しています。
講師を務めるのは、敬和学園大学で授業を担当されて今年で10年目を迎える妹尾克利先生です。妹尾先生にとって敬和学園大学の一戸信哉先生は大学時代の恩師でもあり、その縁から始まった本講義も時代に合わせて進化を続けてきました。今回のミッションは「4日間で1本の映像作品を作る」こと。映像を「見るだけ」から「表現するツール」へと意識を変える、熱い4日間のスタートです。

10年にわたり指導を担当されている妹尾克利先生
初心者も安心!フィギュアを使った撮影講座
初日には動画撮影の基礎レクチャーが行われました。講義ではフィギュアを活用し、カメラのアングルや構図、被写体との距離感や光の当たり方などを視覚的に解説。初心者でも自信を持って撮影に臨めるよう、丁寧な土台作りが行われました。

フィギュアを使ってカメラアングルや構図を視覚的にレクチャー
2つの対照的なアプローチで挑む映像制作
本講義では「公開前提の責任ある制作」「製作者視点の獲得」「ストーリーテリングの習得」「地域の文化や歴史の理解」を到達目標に設定しました。これらを達成するため、今回は対照的な2つのアプローチで制作をすすめました。
AIをフル活用してクリエイティブな表現に挑む「CMチーム」と、AIを使わず自らの足で新発田の街を取材して地域のリアルを描く「ドキュメンタリーチーム」です。各チームで知恵を絞って企画書を作成し、新発田の街へと取材に飛び出しました。

チームでアイデアを出し合い、企画書を作成
こだわりを込めた編集作業
取材後は個人での編集作業に入ります。持ち帰った素材からスマホやPCでBGM・字幕・ナレーションを熟考。妹尾先生からマンツーマンで指導を受けながら、一人ひとりが自分の作品として細部までこだわりを詰め込んでいきました。

妹尾先生からマンツーマンで指導を受けながら編集を進めました
「お返し」のフィードバックで深まる作品上映会
最終日には完成作品の上映会を開催しました。上映に先立ち、妹尾先生から「プレゼンテーションはプレゼント。だからこそ受け取る側もフィードバックというお返しをしなければならない」という言葉が提示されました。
この考えのもと、制作者が見どころや反省点をプレゼンした後に作品を上映し、受け取った他チームやTA(ティーチング・アシスタント)から真剣なフィードバックが返されました。留学生による多言語ナレーションの作品も並び、同じ素材から多様なストーリーが生まれる映像の奥深さを全員で共有しました。

全員のディレクターズカット作品を上映。生成AIを駆使したCM部門の作品。

ドキュメンタリー映像の作品
受講生の声:4日間の取材と制作を通じて得た学び
講義終了後、実際にドキュメンタリー制作に挑戦した受講生から、4日間のリアルな振り返りとメッセージが寄せられました。
■ 履修したきっかけ
「普段の授業とは違う形で、実際に映像作品を作ってみたいと思ったからです。今まで一人で映像を編集することはありましたが、最初から最後まで一つの作品の制作に参加するのは初めての経験でした。」■ 取材を通して感じた新発田の魅力
「実際に新発田で取材をしてみて、普段生活しているだけでは気づかなかった魅力を知ることができました。特にお店の方に話を聞いたり店内の様子を撮影したりすることで、その場所の歴史や地域とのつながりを実感しました。自分たちの足で歩き、見て、話を聞くことで、映像にしたい素材を自分たちで探すことができたと思います。」■ 4日間を通して得られた学びと成長
「撮影だけでなく、インタビュー、構成、編集など、作品を完成させるまでには多岐にわたる作業が必要だと分かりました。限られた時間の中で撮影場所や内容を考えたり、撮った映像をどう一つの作品にまとめるか悩む難しさもありましたが、チームで相談しながらすすめることで、一人では思いつかない視点やアイデアを得ることができました。
今回の講義を通して、ただ映像を作るだけでなく、人の話を聞いてその場所の魅力を伝えることの大切さを学びました。これからも今回の経験を生かして、もっと自分で考えて映像を作れるようになりたいです。」
実践的な学びを通じて、新発田の魅力を発信
4日間の制作を通じて、学生たちは新発田の魅力や地域の課題を肌で感じ、映像で届ける力を養いました。学生たちの作品は、敬和学園大学のYouTubeチャンネルで順次公開予定ですので、ぜひご覧ください。
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