キャンパス日誌

英語教採準備コース

敬和学園大学には、中学校・高校の英語、そして高校の公民、中学校の社会の教職課程が設置されています。小人数教育の強みを発揮してきめ細かな教員養成を行い、毎年多くの学生・卒業生が、新潟県下をはじめとした各地の中学校・高校の教壇に立ち活躍しています。

本学では、教員採用検査に合格できるような総合的英語力を養成するために「英語教採準備コース」を用意しています。今日のこの授業では、2008年度新潟県教員採用検査に合格した卒業生の佐々木美佳さんから、その経験をお話ししてもらいました。佐々木さんは、試験にむけた勉強への取り組みから、提出書類の書き方、試験や面接の様子など、自身が経験してきたことを細かく資料にまとめ、後輩たちに伝えていきました。後輩学生たちは、先輩の言葉1つ1つをメモに取りながら、真剣に聞き入っていました。試験への取り組み方だけでなく、自分の経験をもれなく伝えようとする先輩の熱意までも後輩学生たちに伝わったようです。
敬和学園大学の教職課程の学生たちの連帯感は強力です。少ない人数で共に厳しい課題や実習に取り組む中で培った友情は、先輩・後輩の壁を越えて脈々と引き継がれています。新潟県の教員採用検査は、倍率7倍以上の非常に厳しい試験となっていますが、この連帯感が教員採用への大きな原動力の1つとなっています。

<今日は卒業生が講師です>