キャンパス日誌
【卒業生リレーエッセイ5】~子育て奮闘中の布川聖子さん~
子どもの成長と共に
敬和学園大学を卒業して2年が経ちました。在学中は教職課程を履修し、毎日の授業や課題、そしてアルバイトと日々多忙ではありましたが、とても充実した学生生活を送ることができました。
大学卒業後は、「教育分野にととまらず幅広く仕事をしたい」という思いから、家庭教師と県内大学の研究室秘書の仕事を掛け持ちしていました。その年に縁があり、学生時代の同級生と結婚しました。その後、出産を機に秘書の仕事を辞め、今は家事と育児、家庭教師の仕事をしています。
初めは慣れない育児に不安や戸惑いもありましたが、今では、子どもの成長と共に私自身も母親として成長しているように思えてきました。「ハイハイができた」「つかまり立ちができた」子どもの成長と可能性を目の当たりにし、驚きと発見の毎日です。そして子どもがいることで、今まで以上にたくさんの人たちとの交流ができ、自分の視野も広がってきたように思います。
私が大学生活で得たものは、かけがえのないものばかりです。その経験を子どもたちにも教え伝えていけるよう、これからもがんばっていきたいと思います。今まで出会った人たちに感謝します。(2005年度卒業 布川聖子さん(旧姓:内山))