キャンパス日誌

春節を祝い、国を超えて学生同士が交流!「新年留学生交流会」

春節(旧正月)を祝い、留学生を歓迎する「新年留学生交流会」を学生寮で開催しました。今年の春節は2月10日で、この日は国連の祝日にも指定されています。
当日は、外国人学生や日本人学生、教職員45人以上が集まって、交流の時を持つことができました。

今回の交流会のメインイベントは、食を通じた異文化交流です。
中国からの留学生たちが中心となって集まった学生たちが協力し、1時間以上かけて皮から餃子を700個以上つくり上げました。餃子の皮は、事前に留学生が4時間以上かけて小麦粉から練り上げて準備してくれました。

留学生を中心に皮から餃子をつくりました

留学生を中心に皮から餃子をつくりました

つくった餃子は全部で700個!!

つくった餃子は全部で700個!!

 

餃子づくりははじめてという学生もいて、できあがった餃子のカタチはさまざまでしたが、寒い冬にとにかく熱くておいしく、食を通じてみんなの気持ちがつながりました。
房先生から差し入れの自家製「紅茶たまご」50個も大好評でした。

個性あふれるカタチの、熱々餃子ができあがりました

個性あふれるカタチの、熱々餃子ができあがりました

 

このほか、授業を通じて準備した文化講座を行いました。
留学生からは自国の文化、日本人学生からは新潟の文化をお互いに分かりやすく解説しました。

留学生と日本人学生とで、自分たちの文化を伝え合いました

留学生と日本人学生とで、自分たちの文化を伝え合いました

 

また、今年の干支にちなんで、留学生が書いた「辰」と「タツノオトシゴ」の作品が紹介されました。それぞれのいきものの祖先と子孫との関係性や作品のポイントなどを語り合いました。

留学生の描いた「辰」と「タツノオトシゴ」

留学生の描いた「辰」と「タツノオトシゴ」

 

最後は、留学生と日本人学生が一緒に、杜浦の詩「月夜」を中国語と日本語で読み、杜浦が遠く離れた地で家族、友を思う気持ちを解説してくれました。

杜浦の詩を中国語と日本語で味わいました

杜浦の詩を中国語と日本語で味わいました

 

文化講座での発表は、お互いの文化を尊重し、理解する学生たちの様子が伝わってきました。多文化への理解、共存できる平和的社会を構築していくために、このような地道な学習・交流会の必要性をあらためて感じる機会となりました。

このようなイベントを通じ、国を超えて学生同士がふれあい、絆を深めていくことで、将来、母国と日本との架け橋として活躍してくれることを期待しています。(国際文化学科 房文慧)

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