チャペルのひびき

敬和の学びの先に待っている大きな可能性

先週のアッセンブリ・アワーは、南米エクアドルよりスペシャルなゲストとして、高橋力先生(TAKAHASHI TRADING S.A代表)をお迎えし、貴重なお話を伺うことができました。本学のリベラルアーツの学びを通して、農業を新たな目で見ることを学ばれた高橋先生は、世界各国への遊学、またご実家での酪農、お連れ合いのご実家にてバナナ栽培に携われた後、現在、エクアドルにおいて、カカオ栽培、チョコレート製造、販売等の分野で目覚ましい働きをなさっておられます。一見、華々しく活躍されている先生ですが、その歩みは苦労と試行錯誤の連続であったとのこと。けれども、現在から振り返るとその歩みは、若き日に抱いたヴィジョンに忠実であるとともに、出会いを大切にすることにより、確かな仕方で導かれていった歩みであることを知ることがゆるされました。卒業生の大先輩のお話を通して、敬和での学びの先に待っている豊かな可能性を覚えることのできた幸いな時間でありました。この時間に先立つチャペル・アワーでは、創世記1章の天地創造、また、その影響下に記されたヨハネ福音書1章のテキストを通して、神は、私たち一人ひとりに対して圧倒的な祝福と肯定を持って臨んでくださっておられること、神(の言)であられる主イエスは、その心をもって、私たち一人ひとりの命の尊厳を輝かすために、人(肉)となって私たちのもとに来てくださった方であることを学びました。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「良しとしてくださる方の眼差しのもとで」 宗教部長 下田尾 治郎 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講演 「一芸を磨き、ご縁を大切にし、そして心で先に完成させること」
TAKAHASHI TRADING S.A.代表、Noel Verde(ノエルベルデ)チョコレートブランドオーナー、 
キト補習授業校校長、財団法人 FUNEJADEC 理事  高橋 力 先生

<参加学生の感想>
感想1)アッセンブリ・アワーでは、敬和学園大学卒業生の高橋先生の話を伺った。ずっと波が揺れている航海のような人生で、謳歌の連続だと思った。外国を巡り回り、活動の次にまた活動に手を出す生き方はもちろん苦労も疲弊も伴う。だからこそ楽に生きるには芸を身につけるべきだという言葉には説得力があった。元々ハイスペックではなくとも、環境に適応する能力があればうまくいく可能性が高いらしく、私も何でもかんでも完璧に応えようとせず、その場を誰にも迷惑かけずにやり過ごせたらいいのではと、息の抜き方を覚えたような気がする。次から次に挑戦し、熱中し、努力して、一切の怠けがないパワフルで色鮮やかな人生に尊厳と憧憬がある。私は自信がなくて臆病者なので、新しいことを自ら望んで一人でやるのは心配や不安がある。だけど、やりたいならやれと、なりたいならなれと強めに背中を押してくれて、一歩踏み出せそうに思った。自分の進路に対する考え方が変わった。
感想2)キリスト教学を受講しているので創世記1章のお話については知っていましたが、やはり改めて聞くと、心がとても穏やかになります。名前の通りに、人間一人ひとりを認めてくださるイエス様のように、自分も一人ひとりの違いや存在を認められるような人間になりたいと強く思います。お話を聞いて、どんなに有名人でも富や名声がある方でも自分を認めることができなかった方がいると聞いてとても親近感を感じました。自分も短所ばかりを見てしまってなかなか自分を認めるということに抵抗を感じています。そういう人々にとってどんな形であれ、YESと伝えてくれるということは心の支えになります。自分がそういう気持ちになったことがあるからこそ、そういった人々によりそっていきたいと感じると共に自分のことも少しずつ認めていけたらいいなと思います。

敬和の公式SNSをフォローしよう!

@keiwacollege