学長室だより

2005年3月11日号

「まちの駅」を運営するのは学内委員のほかに、市、商工会議所、一般市民などの代表者、それに学内委員である。本学学生の団体“共生ボランティア・ネットワーク”の代表も入っている。かれらは「誰もが自由に集まれる場所の提供」を求めている。
さまざまの可能性をもつ「まちの駅」であるが、差し当たり、2月の最初に二回にわたり、マーク・フランク先生と英語を学んでいる学生たち(2年次生)が、“Shibata Project 2004-2005”を日本語で発表した。
新発田の文化――食文化、農耕文化、歴史、言語、経済、その他――を各分野の専門家を訪ねての、聞き書きを経て、英語で紹介する冊子を作成した。20歳ほどの若者たち(その大部分が新発田以外の出)の発表を、定員を超える人数の人々が聞いて、楽しんだ。それにしても、フランクさん、ご苦労さま!(新井 明)