学長室だより
エクアドルからのお客さま、ようこそ!
本日のアッセンブリ・アワーのゲストは敬和学園大学の卒業生の高橋力さん・直さんご夫妻です。高橋さんは、TAKAHASHI TRADING S.A.代表、Noel Verde(ノエルベルデ)チョコレートブランドオーナー、補習授業校の校長先生など、南米エクアドルで活躍されています。もう20年ほど前になるでしょうか。私が広報委員長を務めていたときに、「卒業生にとって敬和のリベラルアーツ教育って何だったんだろう?」という話になり、何人かの卒業生に思うところを書いていただきました。どの文章もすばらしく、心が震えました。その感動を伝えたくて、新入生オリエンテーションでいくつか抜粋を紹介しました。その時高橋さんが書いてくださったのが、次の言葉です(一部)。「リベラルアーツとは『人を自由にする学問』。ドイツの有機農法に惹かれて農業の世界に入りました。敬和で学んだ社会学や人文学の影響があったと思います。レヴィ=ストロースの社会構造学で、『文明は大地から離れた時、滅びる』という箇所を読んだ時に衝撃を受けました。21世紀は農業ビジネスが重要になるのだと、その時思ったのです。農業には多種多様な学問が総合的に必要になります。実は、哲学、文化、芸術、人文学も内包していると言えます。その中で自由に創造してゆく。リベラルアーツの実践がそこにはあると思います。」たくさんのバナナを贈ってくださったこともありますし、SNSで写真を見ると、大勢の従業員の方々と笑顔で家族のように付き合っておられる様子が伝わってきて、いつか、高橋さんご夫妻に後輩のために話をしてもらいたいとずっと願ってきました。そうしたら、ある日何気なく「所さん!事件ですよ」という番組を見ていたら、なんと高橋さんが登場するではありませんか!コスタリカのチョコレートやカカオをトレードしている別の卒業生が、「リッキーさん、先生との約束を憶えていますよ」と伝えてくれて、今回貴重な日本滞在の合間に新発田までお越しいただくことができました。学生の皆さんにはグローバルに活躍される卒業生の話を聞いて、その芯にあるものは何かに思いを馳せ、ぜひ夢をもって進んでもらいたいと思います。(金山 愛子)

みんなと久しぶりに会いました









