学長室だより

2001年10月5日号

「情報の発信基地」というカッコいい言葉があります。考えてみれば誰でもその気になれば、情報の発信基地になれます。ぼくが毎週書いているこの「学長室だより」にしても、その中にぼくの主張が込められている限り情報なのであり、学長室のパソコンは発信のための重要な道具です。昨日東京のオークラ・ホテルで開催された日本私立大学連盟の50周年の記念シンポジウムで、日本の私学を代表する人々の発言を聞いていて、「学長室だより」をこれまで敬和学園大学のホームページに載せてこなかったことを、くやしく思いました。やはりまだぼくの頭はインフォメーション時代の頭に切り替わっていないことに気付きました。ホームページに載せさえすれば、必ず誰かの目に止まります。敬和ではこのような教育をしている、敬和はこのように考える、敬和はこのように主張する、といったことを、この週報のみならず、大学のホームページを通して発信しよう、というのが昨日決意したことです。(北垣 宗治)