学長室だより
地域学入門が始まりました
寒気が到来すると共に白鳥が雁行しながら北の空から瓢湖の方に飛んでいくのを見ました。
先週10日の月曜日は、休日を返上して毎週行っている「共生の哲学」の他に「地域学入門」のチェーンレクチャーの1コマを担当しました。「敬和学園物語」と題して、敬和学園の前史である明治以来の新潟のキリスト教諸学校の歴史と、本学園の歴史をスライドでたどりました。
翌11日の火曜日には、インターカレッジに出場するバドミントン部の学生たちが松浦監督と藤原コーチに引率されてあいさつにきました。激励の言葉をかけ、実力を発揮するように祈りました。
12日と14日に新潟市内と村上市内の大勢の高校1年生が来学しあいさつしました。最近は高校生の進路選択のための見学・模擬授業の来学が多くなりました。14日のアッセンブリ・アワーでは龍谷大学のドゥージル教授から「隠れキリシタン」の話を聞き、聖籠町長の「地域学」の授業に出席し、毎週行っている「ヨーロッパ思想史」と「新約聖書の世界」の講義を担当しました。
15日の土曜には新発田市内をまわる「地域学入門」のバスハイクに1年生全員と共に私も参加し、4コースの中で豊浦・月岡コースに行きました。市島邸は何年ぶりかに訪問し、月岡温泉は毎年オリエンテーションで行っていますが、温泉街を散策するのは久しぶりで新しい取り組みに目が留まりました。人間国宝「刀剣伝承館 天田昭次記念館」が最も興味深く、時を経つのを忘れるほどでした。(山田 耕太)