学長室だより

地域の諸大学とも連携して

冬の到来を告げる雷が激しく鳴り響き、霰が降り、みぞれが降り、平野で雪が降り始めました。

先週の6日火曜には、「高等教育コンソーシアムにいがた」の秋の理事会(すなわち学長会議)が新潟経営大学で開催されました。昨年は本学で開催されました。新潟には大学17校(国立3校、県立3校、私立11校)、短大5校、大学院大学2校、高専1校、放送大学1校、合わせて26の高等教育機関があります。教育連携・大学連携・地域連携・産学連携・情報発信などの部門に分かれて幹事校を定め、県の支援もいただきながら連携を強めて協力して活動しています。

75年前の12月8日は、太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃の日でした。その夜10時からの報道ステーションでは、5年半前まで21年間本学園の理事長であった後宮俊夫先生が真珠湾攻撃の体験者としてインタビューを受けていました。以前に海軍士官学校の教育も早々に切り上げ卒業となり、戦艦比叡に乗って司令官付きの士官になった経緯を伺ったことがあります。短い時間のTVのインタビューでは「物質的に豊かなアメリカとの戦争を1年、長くても2年以内に終結させなければ日本は必ず負けると確信していた」とそのころのことを回顧して語っていました。

9日のチャペルではクリスマス音楽礼拝の説教「心の中に輝く光」と題してクリスマスメッセージを語りましたが、最後に後宮俊夫先生のことを結びで語りました。(山田 耕太)

2016.12.16学長ブログ

チャペル・アワーでの説教