学長室だより
感謝の日に
遠くの飯豊山の尾根に雪が積もり始めました。次第に平地に雪が降りて来ることでしょう。街中では消雪パイプの点検が進み、車は冬タイヤに変えつつあり、庭先では冬囲いを終えようとしています。
先週の12日には、1年生の必修科目「地域学入門」で、聖籠町の西脇道夫町長から聖籠町の歴史と文化についてご紹介していただきました。西脇町長は本学が28年前に開学した大学準備室時代に聖籠町から派遣されて、文部省(当時)に提出する書類作成を助けていただいたエピソードに触れて講師を紹介いたしました。
13日には、一時期閉店していた学生が運営する「まちカフェ・りんく」がリニューアルオープンしました。従来からご支援していただいている地域社会の「母ちゃんの日」のお弁当をおいしくいただきました。
14日には、新潟市内のホテルで企業との就職懇談会を開催し、本学の学生採用のために136の企業団体から203名の採用担当者の方々に出席していただきました。今年は「サンタ・プロジェクト」の取り組みとビッグバンド「Jazz Quest」の取り組みを通して、地域社会で成長している学生たちの姿を紹介させていただきました。
15、16日には、本学の名誉文化博士の小和田恆先生のハーグ国際司法裁判所離任・帰国講演会を開催しました。市民向け講演会では「新潟と私」と題して、学生向け講演会では「国際法とともに生きた60年余りの人生」と題して、満場の会衆一同の心に深く残る感銘と感動を与えてくださいました。
17日の本学の推薦入試があり大勢の高校生が受験しました。今日は勤労感謝の日ですが、先週あったさまざまなできごとを心に覚えて、改めて皆さま方に心から感謝を申し上げます。(山田 耕太)