学長室だより

多様性の中の一致について

キャンパスの白モクレンも紫モクレンも満開になりました。春らしい陽気になったかと思うと、大学のソメイヨシノが開花し、数日で三分咲きから五分咲きを経て満開になりました。新発田市と聖籠町の桜の名所である新発田城址公園や加治川の水門付近では数日前に満開でした。

2020.4.10学長ブログ

キャンパスのソメイヨシノが満開になりました

 

現代社会のグローバル化した社会、またインターネットに代表される情報化した社会では、多様な考え方や多様な価値観を同時に受け入れていかなければなりません。今話題の本であるブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、軽妙な語り口で多様性を受け入れるのは、しんどいけれども必要なことと語りかけてきます。

また、新型コロナウイルス対策のようなまったく新しい未知な状況にも、瞬時に対応することが求められています。連日コロナウイルスの感染状況の緊迫したニュースを耳にしますが、イギリスの社会では毎夜8時に国民が保健医療従事者のために拍手をして感謝するようになったニュースを聞いて、ほほ笑ましい気持ちになりました。

新型コロナウイルス対策のために、1か月間臨時休会していた毎週月曜のロータリークラブの例会が6日月曜から再開されました。そこでの判断基準は、「真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか」です。(山田 耕太)