学長室だより

「感染症拡大防止のための行動指針」の改訂

キャンパスの樹木の落ち葉が多くなり、強い風の日には学内の廊下にも落ち葉が舞い込むようになりました。朝夕にはコートが欠かせないころとなりました。

紅葉した落ち葉が地面を覆う季節になりました

紅葉した落ち葉が地面を覆う季節になりました

 

全国的に見て新型コロナウイルス感染者は真夏の8月をピークにして9月から減少し11月には激減しています。新潟県でも8月下旬に1日の感染者は最高の159人を記録しました。しかし、11月に入って1日の感染者ゼロの日が多くなり最高でも3人で、過去1週間の1日平均感染者数が1人の日が続いています。

新潟県では感染者減少に対応して、従来の「注意報」「警報」「さらなる警報」の「注意報」を廃止し、「警報」と「特別警報」の2段階に変えました。本学でも先週11日の新型コロナウイルス対策会議で、それに合わせて「新潟県内の状況」欄の表現を直して「新型コロナウイルス感染拡大防止のための行動指針」を改訂しました。同時に「新しい生活様式」であるチャート欄外の「感染拡大を防ぐための10の基本行動」の6番目の飲食の項目を県の基準に合せて直しました。以上2か所の訂正以外は従来と全く同じです。

同時に、新しい基準に従って本学のレベルを従来の「第2フェーズ」から「第1フェーズ」(平時)に下げました。しかし、お隣の韓国や遠くのヨーロッパ諸国では再び感染が急速に拡大しています。また日本でも医療関係者などを中心にして第6波に備えて準備しています。平時とは言っても感染者が全くいなくなったわけではないので、換気と飲食には十分に注意していきましょう。(山田 耕太)