学長室だより

地域社会の人々に支えられて

遠くの飯豊山は山頂付近から真っ白に雪化粧をしました。近くの大日岳はまだ雪はありません。大学のドウダンツツジが真っ赤に紅葉しています。隣に植えられたツゲの木の緑と対照が鮮やかです。

先週17日水曜にはオレンジ会の役員会が大学で開かれました。オレンジ会は北垣宗治初代学長が「大学のある街づくり」のために地域の代表者の方々を海外の大学町に引率したことから発足しました。会の名称は本学の姉妹校ノースウェスタン大学のあるアイオワ州オレンジシティにちなんで名づけられました。今回の主要なテーマはコロナ禍の中で困窮している学生への一時支援金についてでした。

オレンジ会役員会では大学の近況を報告しました

オレンジ会役員会では大学の近況を報告しました

 

翌18日には国際ソロプチミスト新潟の会長をはじめ3役の方が来学され、ボランティア活動支援金を賜りました。国際ソロプチミストは主として女性の自立を支援する団体ですが、活動はロータリークラブ女性版のようです。新潟の中学校・高校・大学それぞれ1校のボランティア活動を支援しています。本学に26年前の阪神淡路大震災のボランティア活動以来、毎年活動支援金をいただいていることを感謝します。

国際ソロプチミスト新潟さまより、ボランティア活動支援金を賜りました

国際ソロプチミスト新潟さまより、ボランティア活動支援金を賜りました

 

20日土曜には朝から夕方近くまで本学の学校推薦型選抜がありました。昨年より少し増して多くの高校生が本学を目指して受験してくれました。新潟県外の高校生もいますが、主として県内の下越地方の高校生が多く受験しました。受験前に本学の広報入試課の職員が県内高校の進路指導室を巡って集めたデータとほぼ同数の受験者数でした。高校生が本学入学後に大いに成長していくことを期待しています。(山田 耕太)