学長室だより

敬和カレッジレポート最新号をお届けします

「この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかね 琴はしづかに鳴りいだすだろう」(八木重吉)

大変遅くなりましたが、『敬和カレッジレポート』第97号(pdf形式、3.01MB)をお届けします。今年3月にはコロナ禍の中ではありましたが、大学体育館で短い時間で卒業式を行いました(4-5頁)。9月卒業も含めて卒業生は累計4,555人になりました。新潟県を中心にして各地で活躍しています(9, 12頁, 裏表紙)。

今年は昨年中止した入学式をコロナ禍の中でしたが執り行いました(6-7頁)。昨年延期した池上彰氏による新入生歓迎学術講演会を開催し「コロナの時代をどう生きるか」という極めて印象的な講演となりました。著書などを通して圧倒的な力でリベラルアーツ教育を推し進めている池上彰氏に名誉文化博士号を授与しました(表紙)。池上氏はTV出演や講演を一切断っていた10年前にも本学で講演してくれました。

本学にはユニークな経験と実績をお持ちの教員の方々がおられます。田中利光先生もそのお一人です(1-3頁)。この春には開学以来ご貢献していただいた桑原ヒサ子先生が去られ、井西弘樹先生をお迎えしました(8頁)。コロナ禍の中ではありましたが、在籍者数が761人に達し、昨年に続いて720人の収容定員が回復し、昨年度決算も今年度予算も黒字となり心から感謝します(14-17頁)。後援会のさまざまなご支援と一般寄付や献金も重ねて心から感謝します(10-11頁)。(山田 耕太)

池上彰氏が本学名誉文化博士に

池上彰氏が本学名誉文化博士に