学長室だより

長い間のご支援を心から感謝します

首都圏では桜が満開ですが、敬和学園大学ではコロナ禍で入学してきた学生たちが入学記念植樹をした早咲きの河津桜と寒緋桜の真紅の花が満開です。構内の80本近いソメイヨシノのつぼみが大きく膨らみ開花しそうです。それに続いて、枝垂れ桜と八重桜が咲いていきます。今年も本学キャンパスで桜シンフォニーをお楽しみください。

私は今日をもって、敬和学園大学を退職します。すでに教員の定年を過ぎていますが、学長職には定年がないので、2期目の終わりをもって退職させていただくことにしました。この折に『敬和カレッジレポート』誌に求められて、私の目で見てきた「敬和学園大学での32年間の歩み」(第100号掲載予定)を簡潔にまとめて、32年間(それ以前の数年間の関わりを入れると私の生涯の半生)を振り返ってみました。
 
3月23日には最後の卒業式を執り行い、卒業生一人ひとりの行く末と幸せを願い祈りつつ、2022年度卒業式式辞を述べました。今年度の年度末には176人が卒業し、累計で4,881人が敬和学園大学を卒業し、ありとあらゆる職業に就いて、新潟県内ばかりでなく、日本各地や世界各地で活躍しています。

私自身も学生たちの8倍の時間がかかりましたが、本学を卒業していくことになりました。引越しも何とか間に合い無事に終えました。各方面の皆さま方のご支援を心に深く刻み、心から感謝を申し上げます。418回の拙い『学長室だより』をご愛読くださり、重ねて心から深く感謝を申し上げます。いつかどこかでまたお目にかかりましょう。(山田 耕太)

卒業式のあと、山田学長へ学生たちから卒業証書のサプライズがありました

卒業式のあと、山田学長へ学生たちから卒業証書のサプライズがありました