情報メディア研究所

新潟工業高校でワークショップ「事例で考えるネットトラブル」を実施しました

敬和学園大学情報メディア研究所は、2017年7月と9月にわたり、新潟県立新潟工業高等学校でワークショップ「事例で考えるネットトラブル」を実施しました。インターネット上でのトラブルについて、具体的な事例を通じて生徒同士が話し合い、有効な解決策を自分たちで見つけてもらおうという取り組みです。

新潟工業高校WS

敬和学園大学からは、ワークショップ進行役として、敬和学園大学情報メディア研究所の一戸信哉教授(国際文化学科)、落合博幸客員研究員、ファシリテータとして、新潟県警サイバーボランティアを委嘱されている学生などが参加しました(学生のファシリテータ活動は、「アクティブラーニング」でもあります)。また、当日の実施にあたっては、新潟県警察サイバー犯罪対策課にもご協力いただきました。1日あたり2クラスをクラスごとに実施、8日間にわたって1-2年の全16クラスを対象にしたワークショップとなりました(約650名対象)。

このワークショップでは、メッセージングをめぐるトラブルを想定したクラス内でのトラブル事例を用いて、53分間の授業の中でグループディスカッションを行いました。7-8名のグループに1-2名の学生ファシリテータを配置し、進行役からの問いかけに応じる形で、それぞれの当事者がどのように対応するべきだったのか、対面ではないコミュニケーションとどう向き合うべきなのか、予断を持たずに議論し、成果を話し合いました。

 

新潟工業WS学生3

新潟工業WS学生2

新潟工業WS学生1

 

ワークショップ参加学生

ワークショップ参加学生

ワークショップ参加学生

ワークショップ参加学生

 

敬和学園大学情報メディア研究所は、スマートフォンやインターネットの安全利用に関する講演活動を積極的に行っています。小学校、中学校、高等学校、それぞれのレベルに応じた講演を、一戸信哉教授(国際文化学科)、落合博幸客員研究員で実施しています。新潟工業高校と同様、学生ファシリテータによるワークショップ形式の授業を、小中学校でも実施しています。

問い合わせ先
高等学校からのお問い合わせ:敬和学園大学広報入試課
その他のお問い合わせ:情報メディア研究所一戸信哉(国際文化学科教授)

(このほか、サイバー空間の脅威に対する新潟県産学官民合同対策プロジェクト推進協議会や新潟県警サイバーボランティアの活動として、新潟県警察サイバー犯罪対策課と連携した講演、WS活動も行っております。)