キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ52】~敬和学園大学職員、バドミントン部コーチとして活躍する藤原達矢さん~

就職して気づけた幸せと感謝

敬和学園大学との出合いは、幸せと感謝の大切さに気づかせてくれた「人生最大のターニングポイント」です。現在、母校である敬和学園大学の職員として就職支援を担当しながら、バドミントン部のコーチを兼務しています。
大学時代は、バドミントンを中心に過ごしていたので、大会や遠征で大学行事には参加することができず、今思えば敬和の魅力に直接触れることが少なかったと思います。当時あったバドミントンサークルは勝つためのチームではなく、私が2年生の時に松浦進二監督が就任されたことをきっかけに今のバドミントン部が創部されました。当初は部員が3、4人と少なく、とてもチームとして全国優勝を目指せる状態ではなかったため、先が見えず不安で、入学したことを後悔することもありました。そんな中、学長をはじめ教職員の皆さん、関係者の方々からの声援が私自身を支えてくれました。特にアドバイザーの富川先生からは息子のように可愛がってもらい、温かく見守ってくれたことは一生忘れません。
社会人を4年経験した後に本学に入職させていただき、就職支援と競技指導の二足のわらじを履いて今年で8年目を迎えました。学生時代には経験できなかった大学行事にも職員として参加し、あらためて敬和の人間教育の魅力を感じています。また、コーチとして責任と重圧に押し潰されそうな時もありましたが、「俺が責任をとるから、お前が思うようにやれ」と練習のすべてを任せてくれる松浦監督には感謝しています。
昨年、全日本学生バドミントン選手権にて、創部初となる男子団体5位入賞、男子シングルス3位入賞という結果となり素直にうれしく思います。与えられた環境の中で当たり前のように過ごせることへの感謝を忘れず、多くの方々から応援してもらえるチームづくりに日々精進してきます。(2011年度卒業 藤原達矢さん)

インカレ優勝を目指し、後輩たちを指導

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