キャンパス日誌

創立25周年シンポジウムにて、戦後70年を振り返りました

敬和学園大学の創立25周年を記念して「戦後70年!今あらためて「歴史認識」を問う」と題したシンポジウムを開催しました。
会場いっぱいの230名もの方々からご参加いただくことができ、歴史や平和、現代日本のあり方に対する関心の高さが伺えました。

会場のS31教室がいっぱいとなる230名にご参加いただきました

会場のS31教室がいっぱいとなる230名にご参加いただきました

 

このシンポジウムでは、2016年度に国際文化学科に新設される歴史探求コースを担当する藤野豊教授(日本近現代史)と丸畠宏太教授(ヨーロッパ近現代史)、木下光弘専任講師(アジア近現代史)、英語文化コミュニケーション学科でアメリカ社会史を専門とする山﨑由紀准教授がシンポジストとして登壇し、それぞれの研究分野における知見から戦後の日本についての報告を行いました。

藤野豊先生からの報告「日本はなぜ侵略戦争を反省できないのか」

藤野豊先生からの報告「日本はなぜ侵略戦争を反省できないのか」

木下光弘先生からの報告「『植民地化』された内モンゴルを考える」

木下光弘先生からの報告「『植民地化』された内モンゴルを考える」

丸畠宏太先生からの報告「ドイツはナチスの時代をどう語ってきたか」

丸畠宏太先生からの報告「ドイツはナチスの時代をどう語ってきたか」

山﨑由紀先生からの報告「アメリカは日系人強制収容と原爆投下にどう向き合ってきたか」

山﨑由紀先生からの報告「アメリカは日系人強制収容と原爆投下にどう向き合ってきたか」

 

日本、そしてアジア、ヨーロッパ、アメリカが、70年前の戦争に対してどのように向き合ってきたのか、それぞれの国や地域が戦後に与えた影響についての報告がなされ、また観衆との熱心な質疑、意見交換が行われました。

会場の皆さんとの熱心な質疑と意見交換

会場の皆さんとの熱心な質疑と意見交換

歴史を学ぶということは、未来を考えることにつながります。
このシンポジウムでの学びが、これからのよりよい社会の形成につながっていくことを期待しています。

 

そのほかの写真は、敬和学園大学のFacebookページからご覧いただけます。