キャンパス日誌

【授業紹介18】教育体験活動(担当:教職課程委員会)

新発田市立外ケ輪小学校での教育体験活動

p8 学習ボランティア

教室に入り、学校生活全体を学びます

敬和学園大学の教職課程では、2年次の小学校での「教育体験活動」、3年次の中学校での「インターンシップ」における教育活動補助、授業観察を通じて、学校組織の機能、教員の勤務状況など、学校生活全体の実態を学んでいます。これらは、学校教育をより実践的に理解するための本学独自のプログラムになっており、4年次の「教育実習」に向けた心構えをするものです。
今年度前期は、新発田市立外ケ輪小学校での「教育体験活動」に、2年生6名、3年生4名の学生が参加しました。この活動は「インターンシップ」として単位認定されます。(教職課程委員会)

参加学生のコメント

教育現場での振る舞いについて

小林咲恵

参加学生の小林咲恵さん

私は、教育体験活動の中で小学校1年生を担当させていただきました。活動を通じ、担任の先生に教えていただいたことで強く記憶に残っていることがあります。それは「低学年の先生はクラスのガキ大将にならなくてはいけない」ということです。その先生は、低学年のクラス担任は、クラスの中で一番のリーダー、いわゆるガキ大将にならないとクラスはまとまらないとおっしゃっていました。
私はそのお話を聞き、教育現場での私たちの振る舞いについて考えさせられました。私たちはまだ学生で、経験もまだまだ浅いですが、それでも今回のように教育現場に赴けば一教員としての振る舞いが求められます。児童がかわいいから、あるいは自分たちが外部の人間だからという気持ちから、注意するべきところで声がけができないと児童にとって私たちはただの「遊んでくれる年上の人」と認識され続けてしまいます。
そのことを意識することが自分たちの学びにつながるということを学ばせていただけた貴重な6日間でした。(英語文化コミュニケーション学科2年 小林咲恵)