キャンパス日誌
まちカフェ・りんく「粟島フェア」での売り上げをフードバンクしばたに寄付しました
皆さん、「フードバンク」をご存知ですか?
現代社会の新たな社会問題として貧困問題が話題になっています。生活困窮者の増加や子どもの貧困問題が私たちの身近なところに存在しているのです。
「フードバンク」とは、まだ食べれるのにさまざまな理由で処分される食品類を、食べ物に困っている人や施設に届ける活動です。2016年、新発田市にも「フードバンクしばた」が立ち上がりました。新発田市にも長期の休みには、1日1食も食べれない子どもがいるそうです。
この「フードバンクしばた」で行っている子ども食堂には、本学学生がボランティアで参加しています。このような活動をきっかけに、まちカフェ・りんくからフードバンクしばたへの寄付を行うことにしました。
まちカフェ・りんくでは、この1年間「粟島フェア」を開催し、粟島の物販販売を行ってきました。今回は、この売り上げ手数料31,020円をすべてフードバンクしばたへお渡ししすることができました。
フードバンクしばたに参加している学生の声
私は新発田市で活動している「フードバンクしばた」に参加しています。新発田市では保存がきく缶詰だけでなく、新鮮な野菜(葉物など)や肉などを貧困家庭、特に子どものいる家庭に届けています。「栄養がとれる、美味しい」と喜ばれています。また、貧困や親が家にいないなどの理由から食事が満足に取れない子どもたちに、おいしい食事の提供と心休まる居場所づくりを行う「こども食堂」にも参加しています。
今回の寄付では受け取る方々の顔を見ることができませんでしたが、こども食堂で子どもたちの笑顔を見た時はとてもうれしかったです。これからもこの活動に参加していきたいです。
(国際文化学科2年 横山美紀)