キャンパス日誌
官学で「探究」について考える、探究サミットを開催しました
敬和学園大学が主催し、地域の高校教員の皆さま、新発田市役所の方々と一緒に、生徒・学生たちによる地域活性化への参画と成長を考える「探究サミット」を開催しました。
高校現場では、「探究授業・活動」への取り組みがすすんでいます。また地域においては、経済・社会構造の変化の中で、これまでにないアイディアや技術を活用した活性化が求められています。
敬和学園大学は、長年に渡って新発田市・聖籠町と連携し、学生が地域活動に参加する「サービスラーニング」に取り組んできました。この活動を地域の高校と連携することで、より効果的な教育と地域活性化を実現することを目指し、探究サミットを企画・運営しています。
今年度は、高校現場より8名、新発田市役所より1名、新潟市南区社会教育コーディネーター1名のご参加がありました。
第1部では、山﨑由紀 英語文化コミュニケーション学科教授・企画広報委員長から新発田高校で取り組んでいる探究高大連携について説明がありました。続いて、一戸信哉 国際文化学科長、鳥海貴宣さま(新発田市役所みらい創造課課長補佐)から新発田市が取り組む「まちづくりドラフト会議」の概要紹介についてパネルディスカッションが行われました。
第2部は、「探究ワークショップ」と題し、ワールドカフェ形式で「高大接続」「キャリア教育」「地域連携」の3つの視点から、官学それぞれが置かれた現状と取り組みについて意見交換を行いました。
多くの皆さまと充実した意見交換をすることができました。
高校や地域の現場における関心、大学としての関わり方など多面的に考える機会になりました。このサミット開催を起点とし、官学協同して知見を共有しつつ、新たな高大連携のあり方を模索していきたいと思います。