キャンパス日誌

新発田青年会議所の9月例会に参加しました

新発田青年会議所の9月例会に、敬和学園大学 共生社会学科 堀野亘求ゼミ(ソーシャルビジネス・コース)の学生が参加しました。これまではオブザーバーとして別会場で参加していましたが、9月6日に新発田青年会議所と本学が包括連携協定を結んだことを契機に、敬和学園大学で開催されました。

新発田青年会議所の9月例会が敬和学園大学で行われました

新発田青年会議所の9月例会が敬和学園大学で行われました

 

会場が本学になったということで、学生が新発田青年会議所の皆さまをお迎えするための企画「ワールドカフェ」というワークショップを実施しました。これは、それぞれのテーマにホストがいて、メンバーが各テーブルをまわって議論するという手法です。学生たちは事前に「新発田青年会議所の皆さまと学生が一緒にやりたいこと」として10のテーマを決め、多くの意見の中からそれぞれのテーマについて話し合いを行いました。

1.居場所
2.モノをこわす
3.スポーツ
4.おでかけ
5.食
6.職場視察・体験
7.学生の移動手段
8.農業
9.みんなで掃除
10.パーティー

各テーマについてグループで話し合いを行いました

各テーマについてグループで話し合いを行いました

 

特に3つのテーマ「居場所」「モノをこわす」「農業」について、白熱した議論が展開されました。各グループ、時間いっぱいまで話し合いが続けられ、学生だけでは思いつかないようなアイデアが生まれていきました。

話し合いの中で出た意見やアイデアをボードに書き込んでいきました

話し合いの中で出た意見やアイデアをボードに書き込んでいきました

青年会議所の皆さまと学生とで楽しみながら話し合いを進めました

青年会議所の皆さまと学生とで楽しみながら話し合いを進めました

 

「居場所」をテーマにしたグループでは、学生の居場所が学内外にないということを学生が訴えていました。特に新発田市のまちなかで夜遅くまで勉強したり遊んだりする場所がないということを課題にあげ、そこから商店街の一角にコワーキングスペースをつくるというアイデアが生まれました。

「モノをこわす」では、「日常生活ではなかなかできない破壊活動を体験できる場所をつくりたい」という学生のアイデアから議論が始まりました。最初は物理的に壊すという話題から、やがて「差別」や「既成概念」を壊すといった発言も出て、議論の幅が広がっていきました。

「農業」では、「農業のブランド化が必要」との新発田青年会議所メンバーからの意見をもとに、「女子」×「農業」というかけ合わせで新たな事業を生み出すヒントになるのではという内容へと変化していきました。

最後に話し合った内容について発表を行いました

最後に話し合った内容について発表を行いました

 

新発田青年会議所との包括連携協定を契機に、経営者の皆さまと学生たちが直接話し合う機会を増やしていきたいと思います。(共生社会学科准教授 堀野亘求)

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