チャペルのひびき

大学のクリスマス

 キャンドルの灯の中、KEIWA Choirによる讃美歌の演奏に耳をすました。本年度で退任する大澤宗教部長によるクリスマス・メッセージは「命の光」。礼拝の中で行われる献金は隣人に仕えるクリスマスを体現しているのだが、学生たちには驚きのようだ。もらうクリスマスではなく、贈るクリスマスを経験して欲しい。午後はキャロリング。富塚のぞみの里、新発田病院、新発田教会を訪ねた。大学にもどって、なごやかなティーパーティー。祝福されたクリスマス・プログラムを終えた。(大澤 秀夫)

Ⅰ.クリスマス燭火礼拝
 クリスマス・メッセージ 「 命の光・キリスト 」 宗教部長 大澤 秀夫
20131220クリスマス燭火礼拝

20131220クリスマス燭火礼拝

参加学生の感想
感想1)火の光を久しぶりに見ました。ろうそくからろうそくへと火が渡っていくのはとても幻想的でした。イエス・キリストは真の光であると考えられていることから、燭火礼拝が行われており、神秘的だと思いました。また、KEIWA Choirによる讃美歌も素敵でした。イエス様の誕生を祝福する歌が多く、イエス様はたくさんの祝福や愛の中からお生まれになったのだなと思いました。キリストは愛の神様だと呼ばれる理由の一つかなと思いました。
感想2)キリスト教音楽を取っている皆さんの歌を聞くのは初めてでした。皆さんできれいにハモっていてとても感動しました。歌うことはとても美しいし、何しろハーモニーを作るということが大事だと思います。出来上がった時の感動ははかり知れません。ソロもあってかっこよかったです。私たちが生きているということは私たちの心の炎が燃えているということで、それがなければ生きていけないというのが印象的でした。
感想3)今日は燭火礼拝で、ろうそくの火が小さな光であり私たちを照らしているのだと言っていました。自分たちの命の光が無くなると悲しいものです。僕は自分に対する光は友達であると思います。友達との“ふれあい”によりその光ができるのだと思いました。「この部屋の電気を消してもろうそく一本の明かりがあれば大丈夫。つまり小さな光があれば悪を殺すことができる」という大澤先生の言葉が心に響きました。大学生活でたくさんの光(友達)を集めたいと考えました。
感想4)私は、カトリックの高校出身です。高校時代には、毎年「クリスマスおめでとうございます」という言葉を聞いていました。当時はただ「イエス様が誕生した日だから」という認識しか持っていませんでしたが、大学に入ってから強く意識するようになりました。一人ひとりの内に燃える光、内的な光がなければ私たちは生きていけない。イエス・キリストは私たちを照らしてくださる真の光(愛)の象徴であると知って、クリスマスは自分が生きていることの実感、他者への感謝を意識できる日でもあるのではないかと考えることができました。