チャペルのひびき

クリスマス・コンサート

 アマリアさんの歌がすばらしい。すばらしいとしか表現できない自分の言葉のまずしさが残念でならない。詞にも曲にも、アマリアさんの祈りがこめられている。この日のチャペルは学生たちでいつも一杯になる。毎年クリスマスに来ていただいているので、アマリアさんファンがつめかけるのだ。裏方として音響をサポートしてくれる軽音楽部の学生たち、ありがとう。(大澤 秀夫)

Ⅰ.チャペル・アワー
メッセージ 「 クリスマス・コンサート 」 新潟のぞみルーテル教会 ポピュラー・ゴスペル歌手 Amalia(アマリア) Neculaes(ネクラエシュ) 先生
20131213チャペル・アッセンブリ・アワー

参加学生の感想
感想1)アマリアさんの歌声がとても美しく、魅力的でした。クリスマスに向けていい歌が聴けたことを嬉しく思いました。確かに、日本ではクリスマスはただのお祭り、商業側からすれば売上向上のイベント程の感覚のような気がします。しかし、キリスト教信仰の国では、どんな1日より大切な日なんだろうと思いました。死んだら天国に行くためには、完全な正義でなければいけないとは、とても辛いことだと感じました。人は誰しも善だけで生きているわけはなく、悪をはらみ生活をしています。そこで大事なことは、悪いと感じたことに謝罪し、償うことです。私は、この事を大切に、忘れずに日々を送るようにしています。死んだあとのことは知らないけど、死ぬ瞬間、「ああ、よい人生だった」と思って旅立ちたいと考えています。
感想2)今日は、アマリアさんのお話を聞きました。最初に歌声を聴いた時のギャップがすごかったので、びっくりしたと同時に面白かったです、アマリアさんがどれだけイエス様を愛しているのか、“今”をどれだけ楽しく生きているのかが、よく分かりました。アマリアさんが、自分の辛い過去をちゃんと受け入れて、私たちに話してくださっているときの表情が忘れられないです。「信じて、受け入れる」。私にとっては決して簡単なことではありませんが、今日聞いたお話を忘れずに、日々過ごしていこうと思います。とても美しい歌声を聞けて、心が温まりました。また聴けたら嬉しいです。
感想3)私は、毎年アマリア・ネクラエシュさんのクリスマス・コンサートを聴きに来ています。アマリアさんの言葉はとても説得力があり、毎年とても考えさせられます。私はクリスチャンではありませんが、アマリアさんの讃美歌を聴くと心がとても穏やかな気持ちになります。人間は誰にでも取り繕って、自分を良い人そうにみせようと必死になりがちですが、それでは自分が辛くなるばかりだと感じました。アマリアさんがルーマニアでの信仰生活で、天国への希望を見失ってしまったのも、きっと私と同じ気持ちだったのではないかなと思いました。
感想4)キリスト教にはカトリック教会、プロテスタント教会といった様々な教会があるんだなと知った。私は、この学校に入学して初めてキリスト教学という授業を受けて聖書を見ました。けれど、その時はキリスト教というものに全くと言っていいほど興味がなかったので内容を理解することができなかったけど、今日のアマリア先生の話を聞いて、少しだけどキリスト教に対する理解を深めることができました。また、アマリア先生は全く分からない日本の文化の中で、キリスト教を伝えていると知りすごいなと感じました。