チャペルのひびき

遠い異国に思いをはせる[2014-06-27]

 アイルランド共和国ご出身のブライアン・カレン先生をアッセンブリ・アワーにお迎えできたことは大きな喜びでした。ケルトの民に心魅かれ、イギリス留学中に二度も彼の国に訪れたことのある者にとって、マンドリンに合わせて歌われる民謡、また美しいスライド写真の数々は、かつての愛着を呼び覚ますにあまりあるものでした。過酷な歴史を強いられつつも、その中から豊かな芸術文化を生み出し続けるアイルランドの人々には本当に頭が下がります。学生諸君のほとんどにとっては、アイルランドやケルトといってもピンとこないかもしれません。しかし、一見、自分とは縁遠い国々の文化や歴史、またそこに生きてきた(いる)人々について、興味を抱くということは大切なこと。自分との接点を見出だしにくい文化や社会に生きる人々に思いを馳せ、立ち止まり、理解に努め、(たとえ理解し難い事柄の多くに立ち尽くすことがあろうとも)、敬意を育んでゆくということも、リベラル・アーツの大事な営みの一つです。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー
説教 「 命の源である神 」 副学長 山田耕太 先生
20140627チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「 Ireland: From Fairy Tales to Modern Times 」 名古屋工業大学准教授  カレン・ブライアン 先生
20140627チャペル・アッセンブリ・アワー
20140627チャペル・アッセンブリ・アワー

〈参加学生の感想〉
感想1)今日(6/27)の説教は、「自殺は罪なのか?」という話から始まった。世界の約半分がキリスト教徒・イスラム教徒であるが、その2つの宗教では、人を殺すことが罪となっているから自殺も罪となる。私たちは、毎日安全の中で生きており、“明日も生きている”と当たり前のように考えている。しかし、世界には多くの人々が、“生き続けたい”と未練を持ったまま命を落としている。そう考えると、普段から冗談でも「死にたい」や「死ね」と口にしてしまう私たちは、なんと浅はかなのだろうと思う。命は一つしかないし、ゲームのように復活できるものではない。命の尊さを学んだ説教だった。
感想2)神はただ「ある」。このことは、最近少し意識するようになりました。ちょっとダメなことをしそうな時、「神様が見ているなー」と思いとどまったり、良い時も悪い時も見られていると思うと、気が引き締まるように感じます。
感想3)今日は、他の国の文化や風習に興味があるので楽しかった。アイルランドについて、全く分からなかったけど、今日の講義で分かってきた。自然もいっぱいで行ってみたくなったし、アイルランドの歌もいやされた。“alive”の印象が強かったので、強く行きたくなったのだと思う。新潟とアイルランドの人口がそんなに変わらないことは、驚いた。チャペルを受けるたびに辛い時や落ち込んだ時に何かヒントになる。金曜日だからなおさら今週頑張った自分を、最後にリラックスさせてくれる授業だと感じた。
感想4)アイルランドを漢字で書いたら、愛蘭土となるのは知らなかった。漢字にしたらかわいいと思いました。文字の違いだけでも杭のイメージが変わって面白いなあと思います。毎週日曜日にスイミング・レースがあるとか国の違いなのだなと思ったり…。大学も日本にあるような建物と違って、凄い大きさで、神殿みたいな感じで、その違いが面白いし、知らないことが知れてよかったです。楽器の説明の時もビールの飲みすぎでお腹が出ちゃうからというのが聞いていて面白かったです。そんな理由で楽器の形を決めるなんてアイルランドは面白いです。

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