チャペルのひびき

海の向こうより友らを迎えて

 6/13(金)のアッセンブリーアワーは国際色豊かな時間だった。最初に中国からの留学生お二人による敬和で学びと生活についての報告。何かと不自由なことの多かろう敬和での体験を貴重でかけがえのないこととして受け止めてくれているお二人に敬意と感謝の念を抱いた。これらの留学生たちが、末永く中国と日本との間を結ぶ架け橋となってくれることを心から願わずにはいられない。残りの時間は、米国リー大学より訪問中の学生さんたちが、スライドを使ってあちらの大学と学生生活の特色について説明してくださった。規模の違いはあれど敬和と同じようなことを大切にしている大学であることを知らされた。新潟(日本)での滞在が、彼(女)らにとっても、私たちにとっても、意義深く祝福に満ちた時となりますように。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー
説教 「 弱さを通して働く力 」 宗教部長  下田尾 治郎 先生
20140613チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話1 「 本学留学生によるスピーチ 」 国際文化学科3年 楚(そ) 蘭萍(らんへい) さん、盧(ろ) 永強(えいきょう) さん      
20140613チャペル・アッセンブリ・アワー
20140613チャペル・アッセンブリ・アワー

講話2 「 Information of Lee University 」 Prof. Arden Jensen Ph.D.
20140613チャペル・アッセンブリ・アワー
20140613チャペル・アッセンブリ・アワー

〈参加学生の感想〉
感想1)人には誰にでも弱さがあるし、その弱さを支えるために人間関係が存在していることを実感した。それでも、人間にはその弱さを受け入れ、認めることができる強さがある。人と人が支えあい弱さを受け入れ社会が成り立っていると思った。弱さを認められずにいたり、弱さを認めても弱さを理由にダメだと思ってあきらめるのはその人の限界であり、人間には可能性が秘められているから限界の先に進むことだってできると思う。
感想2)弱さにおいて人を助ける。下田尾先生の家の囲碁の話がとてもほほえましく、それでいて何か大切なことを学べる話だと思いました。べてるの家のことは、昔ハートネットのテレビで観ました。初めてその家のことを知ったのは、13歳くらいの時でした。そのときは、世界にこのような場所があるのかと驚きました。そこで暮らす人は本当に弱い部分を支えあい、働いていて羨ましさに似たような気持になります。
感想3)今日は弱さについて、学びました。弱さとは基本は隠したいもので、弱いものより強い方がいいと考えがちですが、今日は弱さが強さ、弱いものにこそ強さがあることを学びました。今の日本には弱さが必要だと思いました。留学生の皆さんは、凄く自分の考えを持っていて、最近来た人もずっといた先輩の人もすごく生き生きしていて元気でした。
感想4)アッセンブリ・アワーでは、留学生の方たちが話をしてくださり、敬和の良さを語ってくれて、日本人の自分が思う良いところと留学生が思う敬和の良さが違っていて、また一つ敬和の良さに気付くことができました。