チャペルのひびき

いのちを見つめ、いのちを問う[2019-06-07]

チャペル・アッセンブリ・アワーは、「いのち」を主題として、藤野豊先生(本学教授)と高橋淳子先生(新潟青陵大学短期大学部教授)のお二方によるコラボレーションの形で持たれました。「いのちを見つめる~政治」と題したチャペル・アワーの説教において、藤野先生はエネルギー政策転換期にあって失業を余儀なくされた炭鉱夫の家族救済のために尽力された鵜崎多一という福岡県知事について、ご紹介くださいました。いのちの尊さを見つめつつ、弱者に寄り添うその政治観の根底にあったものが、キリスト教信仰であったことを知ることができたことも幸いなことでした。引き続くアッセンブリ・アワーでは、高橋先生が、「いのちを問う~教育」とのタイトルのもと、障がいについて、特別支援教育について正しく教えてくださると共に、限りあるいのちを日々意識しながら生きておられる筋ジストロフィーの患者の方々に関わられたご経験を通して、いのちについて深く問い直すきっかけを与えてくださいました。私たちもまた、限りあるいのちを生きていることを心に留めることの、自らの、また他者のいのちをいとおしみ、慈しむ者となることの大切さを覚える機会を与えられたことを心より感謝いたします。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「いのちを見つめる~政治」 教授 藤野豊 先生
20190607チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「いのちを問う~教育」 新潟青陵大学短期大学部教授 高橋淳子 先生
20190607チャペル・アッセンブリ・アワー2

<参加学生の感想>
感想1) 今日のC.A.H.では、「いのち」という共通のテーマのもと、藤野先生と高橋先生から、過去と現在そして未来に視点を置くかたちで貴重なお話を聞きました。藤野先生は鵜崎多一前福岡県知事の炭坑閉鎖によって生活や命が危険にさらされている人々のために懸命な活動を取り上げ、一部の政治家の「弱いいのち」に対する扱いの酷さを訴えていました。この訴えは私たちを通して未来の多くの「いのち」を救うことにつながると感じました。
感想2) 自分自身は普通の生活を送れていますが、その一方で障がいを持って生きている子がたくさんいます。普通の生活をしたくてもできない子がいることを知り、もっと自分の命を大事にしていきたいと思いました。死と隣り合わせで毎日を過ごしているのに力強く生きようとすることはとても大変だと思いました。
感想3) 障がいについて知ることは、今まで少なかったので、今日のお話で少しですが理解を深めることができました。身体障がい、知的障がい、精神障がい、その他の障がいについての理解を深めるだけでなく、それを患っている人たちへの理解を深めていく必要があると思う。
感想4) 特別支援教育は障がいを持っている子が受ける教育だと思っていましたが、本当の意味は子ども一人ひとりのニーズに応じた教育をさまざまな場所で行うことであると初めて知りました。特別支援教育は必ずしも、障がいを持った子だけが受ける教育ではないのです。

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