チャペルのひびき

将来はどこに?

 「時間とは何か?」「過去は自分の記憶の中に、現在は自分の意識の中に、そして、将来は自分の意思・意欲の中にある」と答えた人がいる。確かに将来はまだどこにもない。あるとすれば、それは自分の心の内の意欲、意思として、その実現を待っているのだろう。後輩たちのために4年生が自分たちの就活体験を話してくれた。「学生時代に何か一つ打ちこむことをぜひ持つように」という勧めに、1年生から「がんばることを見つけるには、どうしたらいいのですか?」という質問が出た。「小さなことでも、そこから始めて、つないで行ったら良い」と4年生がていねいに応えているのに感心した。(大澤 秀夫)

Ⅰ.チャペル・アワー
説教 「 目標を目指して 」 副学長  山田 耕太 先生
20131115チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「 私の就職活動体験談 」 就職委員長 松本 ますみ 先生
4年次生 長島一輝さん、小林知実さん、鹿島遥さん
20131115チャペル・アッセンブリ・アワー

20131115チャペル・アッセンブリ・アワー

参加学生の感想
感想1)ビジョンをしっかり描いて目標をしっかり持っていれば出会いがあるということが分かった。目標を持ってビジョンを描ければ道は開くと思った。目標を持って今後も頑張っていこうと思った。
感想2)将来のことを明確にし、自分のやりたいことを決めて目標に向かってひたすらに頑張ることが大事だと分かった。今の自分の目標は将来についてまだほとんど考えていなくて、山田先生の話を聞いて、もう少し向上心を持ちたいと思った。避けては通れない就職活動について先輩方の体験談を聴いて、とても参考になることであり、また怖くもなるようでした。就職活動は、今まで大変そうだなぁくらいのイメージしか持っていませんでしたが、実際の話を聞いて今から少しでも備えておこうと思いました。
感想3)今の自分には何を目指して進んだらいいのか明確なものがなく、この先何をしたらいいかと考えると、そこから抜け出せなくなります。今日のチャペルでは、この悩みに少しだけ活路が見えた気がしました。迷った時は、何かと過去に気を取られます。前に進めなくなります。そして何かにならなければならないという気持ちにもかられます。けれど、好きなことやできることから探すことや、過去は記憶の中にあり、未来は意志の中にあるんだと聞いた時、少しだけ肩の力を抜けるような気がしました。それと同時に過去ばかり目を向けてはいられないと前を向かせられる思いでした。
感想4)自分は何ができるか、何をしたいかということを聞き、心に響きました。逆に目標がある人はその目標に向かって過去になる今どうすればよいのかというのを聞いて、私も考えなければならないと思いました。意欲の中に未来があると聞き、その通りだと思いました。自分の意識が大切だと思います。就職活動体験談のお話は、目標の話とつながっており、とてもためになりました。実際のお話が聞けたので、私も参考に就職活動をしようと思いました。面接のお話を聞いて、黙るのが一番ダメだということがわかり、覚えておこうと思いました。