チャペルのひびき

ボランティアする大学

チャペル・アワーでは、燕・三条教会牧師の田中弘子先生が「使徒言行録」のペトロが行った奇跡についてお話くださいました。死んだ人を生き返らせるなんて、とても信じられない不思議なことでも、イエスさまの送られた聖霊を受けて弟子が働く時人間の理解を超えることが起こりうる。先生が最近になって牧師になられたことと重ねて、霊の働きという視点から解き明かしてくださいました。アッセンブリ・アワーでのボランティア活動報告では、「サンタ・プロジェクト」「ふれあいバラエティ」「復興支援インターン:気仙沼クール」「熊本地震現地活動報告」について報告がありました。活動の受け手の思いを大切にするなど活動を通してさまざまなことを考え、気負いなくボランティア活動に取り組む学生さんの姿を見て誇りに思うと共に、まさに敬和は「ボランティアする大学」であることを大切にしていかなければならないと思いを新たにしました。(金山 愛子)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「どうしてそんなことが」 日本基督教団三条教会牧師 田中弘子 先生
201607015チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 ボランティア活動報告
201607015チャペル・アッセンブリ・アワー2

201607015チャペル・アッセンブリ・アワー3

<参加学生の感想>
感想1) 私たちが不思議だと思っていても、それは神にとっては神だけの知る自然の法則にのっているものであり、神にとっては自然なものであるのだということが分かりました。神にとって、一番の祝福は、私たちが与えられた命を精一杯生きることであると学びました。
感想2) ボランティアは学校の行事などで、強制的にやらされているという部分が今までは強かったですが、この大学に入りやっと自らボランティアをしたいという気持ちが芽生えてきました。そして今回の4つのボランティア活動報告を聞き、具体的な内容や成果を知ったことによりその気持ちはより一層強まりました。特に入院していてクリスマスを祝うことのできない子どもたちに、書店に立ち寄った人が本を贈るという心温まるサンタ・プロジェクト・しばたは非常に印象に残りました。大学生活に慣れてきて、時間のあるこの夏休みにボランティアに参加してみたいと思いました。
感想3) サンタ・プロジェクトという活動ははじめて知りました。地域の病院と書店の協力で、入院している子どもたちへクリスマスプレゼントとして本をプレゼントするのは、すごく素敵だと思いました。私も何度か入院したことがあるのですが、入院中はすごく寂しく感じます。そんな時にプレゼントをもらうと、とてもうれしくなりました。サンタ・プロジェクトで本をもらった子どもたちも、同じ気持ちになったと思います。この活動がもっと広がって、長く続いていくとよいと思いました。