チャペルのひびき

神への道としてのイエス

先週のチャペルをご担当くださったのは、日本基督教団高田教会・牧師の横内純先生でした。ヨハネ福音書14章に記された言葉を元に、私たち一人ひとりに向けられた神さまの愛の深さについて教えてくださいました。父なる神と一つであられ、ご自身のことを「道であり、命であり、真理である」と語られる主イエスを通して、私たちは、神を知り、その愛へと導き招かれていることを、先生はお示しくださいました。遠路よりはるばるお越しくださり、聖書に忠実に説教の言葉を紡ぎ出してくださった横内先生に心より感謝いたします。引き続くアッセンブリアワーでは、富川尚先生(国際文化学科教授)の導きのもと、新発田ローターアクトクラブに属する学生たちによって活動報告がなされました。地域社会の重鎮であられる方々との交わりをゆるされ、そのつながりの元に活動するという貴重な機会を与えられた学生たちが、たくましく成長している姿を確認することができ、うれしく思いました。発表のみならず、その場で質問された事柄に対する堂々たる受け応えの様子からも、そのことをうかがい知ることができました。メンバーは、新年度にあたり、活動の範囲をさらに広げてゆこうとされているとのこと。地域社会に貢献することができるばかりか、豪勢な食事にも与ることのできるというこの活動に参加したく思われた方は、奮ってご応募ください。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「イエス・キリストを知る」 日本基督教団 高田教会牧師 横内 純 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 新発田ローターアクトクラブ活動報告 

<参加学生の感想>
感想1) チャペルアワーでは横内先生からヨハネによる福音書を用いて説教をいただきました。今まで三位一体(父なる神=子なる神=聖霊)ということは理解していましたが、具体的にはどのように父なる神(イエス)がつながりを持っているのかよくわかりませんでした。しかし、先生の説教によって父なる神と子なる神は互いの中に存在し、だからこそイエスの行いは人間の進む道であり、父なる神の創造した命そのものであると理解することができました。道は探すまでもなくイエスが行いによって示してくださっていると思うと創世記に始まりイエスの旅路を記している聖書はまさに私たち人間の道標であると思いました。
感想2) ローターアクトクラブでは、リーダーシップを育むことができる場。新発田ローターアクトクラブの学生の発表を聞いて、プレゼンテーション能力・協調性・企画力・リーダーシップなどを身につけられるということを知りました。地域に貢献できる活動をたくさんしていて、私も参加してみたいなと思うものが多かったです。ボランティア活動をしたり、話し合って問題解決に向けて準備をしたりと、ローターアクトクラブとはどういうものなのかがなんとなく分かって、おもしろそうだと思いました。普段お話しすることがないような方と会うことができ、就職活動に役立つというのが、とても魅力的だと思いました。