学部・学科ブログ
新発田市ボランティアフェスティバルに参加してきました!
10月14日(土)に私たちは新発田市ボランティアフェスティバルに参加してきました。このイベントは新発田市と新発田市社会福祉協議会が主催で、私たちはそこでゼミの活動を紹介しました。ボランティアフェスティバルでは、新発田市で活動している団体の活動内容を多くの市民に知ってもらうためにブースでの紹介や物販等を行うイベントです。私たちは初めて参加しましたが、新発田市と共催しているeスポーツ体験や避難時に低い姿勢を学ぶためのダンボール迷路、土石流の流れが理解できる防災ジオラマ、子どもも大人も楽しめるカプラなど数多くのプログラムを実施しました。
eスポーツ体験では子どもからお年寄りまで楽しくできる「ぷよぷよ」を体験してもらいました。eスポーツは単にゲームをやるだけでなくコミュニケーションツールとしての役割や認知症予防にも効果があるため、多くの人に親しまれています。私たちは参加者と一緒にゲームをしながらもコミュニケーションを積極的にとることを心掛けました。参加者の中には学生よりも上手な高齢者の方もいたり、親子で白熱したりと、一時は行列ができるぐらい非常に盛り上がりました。
ジオラマではダンボールで制作した新発田地域のハザードマップを使って、参加者が住んでいる所の危険区域の解説をしました。参加した人は自分の住む地域で災害が起こった場合、どのような被害を受けるか想定しながら話を聞いてくれました。私たちは普段災害を意識することなく日常生活を送っています。しかし実際に災害が起きた際、確実に非難するには常日頃から危険区域や逃げ場を確認していくことが重要です。私自身も地域の防災に対する知識や理解があまりないことをイベントを通じて実感し、改めて災害時に自分が何をすべきかを確認する良い機会となりました。
ダンボール迷路では、体を前のめりにした状態で進んでもらうことで、実際に煙を吸わずに避難する方法を楽しみながら体験をしてもらうことができました。外から見ると一見簡単に見える迷路も実際に中に入ると一気に難しくなりますが、道に迷ってパニックならないように子どもたちに声掛けをしました。一方、大人の方にも挑戦してもらいましたが通路の低さと狭さに子ども以上に苦戦しているようでした。このようにゲーム感覚で避難の姿勢を学ぶプログラムをさらに考える必要があると感じました。
誰でも簡単にできる積み木のカプラも子どもたちに体験してもらいました。カプラは同じサイズの板を積み上げたり並べるなどして、自由に表現することができます。ビルのように積み上げたり螺旋階段状に組むことよって個性豊かな作品となります。子どもたちの中には、高さを重視して自分の身長より高く積み上げている子や、お寺のような建造物を作るなど数多くの作品ができあがりました。
eスポーツやジオラマ、ダンボール迷路やカプラ等、参加した多くの人が楽しみながら防災を学ぶ機会を提供できました。そして、イベントを通して年代関わらず多くの人々と交流ができ、子どもたちや高齢者のみなさんの喜ぶ姿を見て、とてもやりがいがありました。さらには、多くの世代と交流するには臨機応変な対応力が求められます。そのためには入念な準備と片付けまでも意識した行動が必要となるとを改めて実感しました。やり切ったという達成感を得ることができましたので、私にとってはとても有意義な時間でした。来年度はぜひ皆さんも参加してみてください。
(共生社会学科3年 関本 渓吾)
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