学長室だより

2003年7月25日号

7月5日には敬和学園大学・高等学校合同研修会が行なわれた。この研修会の開催にはわたしも熱心であった。5月半ばに大学側の中心的な教授および事務局長といっしょに、高校に小西校長を訪ねて、合同研修会の開催をお願いした。小西先生も快く応じてくださった。当日、双方87名。それに理事長のほか、理事の先生がた4名。全部で92名の教職員の方がたが一堂に会した。礼拝のお話は藤田英忠先生の「備えられ育てられた大地」。基調講演は新井の「学びあって築く敬和の新時代」。その直後、14のグループに分かれて、話し合いが行なわれた。敬和学園大学の教育の基礎は40年ちかい伝統のある高校の教育理念と実践にあるとの理解に立って、これからの道を切り開いて行こうという相互信頼が確認されたように思う。そして立食の昼食会。今回の研修会には、理事の方がたをもお招きした。それはとても有意義だった、というある理事の方の評価が耳に入った。新井の話のタイトルは、そもそも今回の研修会の下準備をしてくださった皆さんが決めた、今回の研修会全体のタイトルであった。新井はそれを自分に課せられた講話のタイトルとして頂戴した。これ以上のタイトルは考えられなかったからである。(新井 明)