木を育てるように(2代目学長 新井明)

2003年10月17日号[2003-10-17]

10月10日は「教養リフレッシュ・リトリート」と称する一泊の勉強会のために、胎内(たいない)というところに向けて、バスで発した。その前に一同は一本の木の植樹式を行なった。延原宗教部長の司会で、黙想、讃美歌、聖書朗読などの入った20分であった。わたくしは語った ―このキャンパスのどの一本の木でもいい、見てもらいたい。松でもいい。ハナミズキでもいい。はじめは木らしいものなどなかったこのキャンパスに、多くはご寄贈によって、今はこれだけの樹木の景観が出来上がっている。見てもらいたいのは、その一本一本に人の手がはいっている、ということである。人の手がはいって、この美しい空間が出来上がっているのである。今ここにあなたがたの手で一本の木が植えられる。来春は若葉をつけ、そして背丈ものびる。あなたがたも一人一人、先生がた、友人たちとの、暖かい交わりの「手」のなかで自分を鍛え、大事な人生へと旅立つ準備を、ここで整えてもらいたい。緑のキャンパスのなかにユリノキが立った。(新井 明)

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