学長室だより

春のご報告『カレッジレポート』『ブックレット』「プニューマ」

「目には青葉、山ホトトギス、初鰹」(山口素堂)。山では色彩鮮やかな新緑の美しい季節になりました。平地では水田に水が入り、田植えの季節を迎えました。
この春に本学からさまざまな出版物が出されています。大学ホームページでもご覧いただけます。

2016.5.13学長ブログ

左からブックレット、カレッジレポート、プニューマ

 

『敬和カレッジレポート』第84号では、今年3月に卒業した学生たちが敬和での4年間の学生生活で大きく成長したことが手に取るように見られます。また、本学の教職課程履修者が毎年中学や高校の先生となって活躍していること、玉川大学と連携して小学校教諭の免許が取れるようになったこと、地域社会の学生を地域社会での就職にさらに力を入れた地域密着型の教育が展開されていることなどが報告されています。
『敬和カレッジ・ブックレット』No.22では、昨年秋に「創立25周年・戦後70周年記念 今改めて『歴史認識』を問う」と題して開催されたシンポジウムの講演を再録しています。本学の藤野豊教授「日本はなぜ侵略戦争を反対できないのか」、木下光弘専任講師「『植民地化』された内モンゴルを考える」、丸畠宏太教授「ドイツはナチスの時代をどう語ってきたか」、山﨑由紀教授「アメリカは日系人強制収容と原爆投下にどう向き合ってきたか」という時期を得た講演です。
チャペル・アッセンブリ・アワーで行われた講話やそれに対する学生の代表的なエッセーは「プニューマ」第16号に収められ、本学のユニークな心の教育を見ることができます。(山田 耕太)